チャレドとベルの社長の出会い

チャレドとの出会いは、令和2年12月9日 日経MJ記載の記事「菓子を彩るピュアな感性（アートで障がい者の就労支援）」でした。
株式会社チャレンジドジャパンが運営する軽井沢のデザイン・クラフトアトリエ「チャレド」では、障がい者（クリエイター）とアトリエリスタ（支援者）が一緒になって作品を完成まで創り上げ、完成品を商品として販売し、利益はすべてクリエイターに還元しています。 この流れによって障がい者の自立と就労をアートの力で支援する、持続可能な活動を目指しています。この障がい者の自立を継続可能な形で支援するというところが、これまでの障がい者支援とは違う大きな点だと感じました。

軽井沢アトリエを訪問

軽井沢のチャレドを訪問したのが、翌令和3年3月19日でした。チャレドのアトリエは、浅間山を間近に望み、そこから吹き抜ける風が心地よい素晴らしい環境の中にありました。
どのクリエイターも生き生きとして、作品創りに向かっていました。帰り際にこれまでの作品集を見せていただきましたが、どれもどれもが素晴らしいもので、もっと多くの人に見せたいような感動にも近い印象を持つことが出来ました。

アトリエリスタとクリエイター

どちらの部門でも、アトリエリスタがクリエイターに寄り添い、様子を見ながら声をかけてアドバイスや提案をしながら、作品を作り上げていく風景を観る事ができました。
その姿は、決して無理強いすることは無く、クリエイターの個性を活かしながら、決して急がない、あくまでもアトリエリスタは黒子に徹していました。 あくまでもクリエイターが主であり、アトリエリスタはサポートに徹する事。これが一番大事なのではないでしょうか。このようにして作品を仕上げていく作業を継続する事で自立心が生まれるのでしょう。

浅間山を間近に望み、心地よい風が吹き抜ける環境で、素晴らしいスタッフの下だからこそ出来上がった作品ではないでしょうか。
この時、チャレドのクリエイター作品と、ベルのカレーをコラボレーションしたいと強く思いました。

絵のインスピレーションを活かしたオリジナルカレーの開発

チャレドのクリエイター達に、「ベルのカレー」をテーマに描いてもらった絵が完成しました。
絵がとっても素敵なものばかりなので、「絵に負けない！美味しいカレー」の開発にいつも以上に力が入ります☆

経験と実績を積んだ弊社の研究開発部員達が、自信作をそれぞれ提案しました。
新作カレーの提案会で発表されたレシピから、担当者と社長で試食を行いました。
社⾧も認めたレシピからさらに試行錯誤を繰り返し、晴れて新商品となりました！
また、弊社に在籍する顧問（もとホテル料理⾧）のこだわりレシピもレトルトで再現されています。（ビーフハヤシ）

プロジェクトの広がり～やさしい輪が広がる

完成したカレーと、ベルの想いを皆様に届けるために、各地の催事販売や、ベルオンラインショップ会員様へのプロジェクト冊子刊行などの活動を続けています。
「Chaledo×BELL CURRY」プロジェクトへの共感を頂いた各商業施設様や、訪れたお客様などから応援のコメントなども頂き、やさしいカレーの輪が少しずつ広がっていくのを感じます。